バイクは実用から趣味の乗り物へ

しかし、道路が舗装整備され、自動車が一般的な乗り物として普及すると、国内におけるオートバイ市場は頭打ちになります。
たくさんのバイクメーカーが倒産、あるいは合併します。

その後、東南アジアを中心とする発展途上国の市場が拡大し、バイクメーカーの活路は世界を対象としたマーケットにシフトていきました。

一方、日本ではバイクは実用的な乗り物というよりは、趣味の乗り物とされるようになっていきます。

しかし、高い機動性はビジネスバイクという形で社会に親しまれ、バイク便など高速輸送にも使われるようにもなりました。

救急車よりもより早く緊急現場に駆けつけることが出来ることから救急バイクなども存在しますし、警察の交通機動隊が使用する白バイも、オートバイの高い機動性によるものです。

宅配バイク

ピザなどの宅配でよく見るバイク。
天井が付いた三輪のスクーター形式が多いです。
株式会社ヒガ・インダストリーズが1985年に日本で始めての宅配ピザであるドミノ・ピザを創業する際に、日本の交通事情に合わせてオリジナルで設計したのが元祖。
後部には宅配商品を乗せるトランクが付いています。

他業種では、OA機器の修理に都心を走るのが見られます。

宅配バイクがこのような形式になったのは、当時の法律で天井付きの三輪バイクが容易にミニカーとして登録できたことによる。
ミニカーは自動車扱いなのでヘルメットの着用は不要、原付の30km/hという速度制限にも縛られなくてすんだのです。でも現在は、法改正されたので上記のようなメリットはありません。

屋根の付いた二輪は少ないですが、後付で屋根を装着したビッグスクーターなどは、僧侶、集金人などに利用者が多いです。

「オートバイ」?「バイク」?

二輪の物を日本では「オートバイ」「バイク」あるいは「単車(たんしゃ)」といっています。
「オートバイ」は和製英語、「バイク」は英語の誤用だったりします。

英語圏では motorcycle , motorbike , autobicycle とよばれ、略称は moto や cycle です。
英語で「バイク」(bike)というと一般的に自転車(bicycle)のことを指すのです。

「単車」は、もともとはかつてサイドカーつき(側車つき二輪車)が一般的だった時代、「サイドカーがない状態」=「単体である」ことを意味していました。

緊急自動車

機動性に着目して、オートバイを緊急自動車として使う場合もあり、それらをさします。
よく見かけるのは交通取締りなどの用途に使われる白バイ。

他にも初期消火などを担当する消防バイク、とりあえずの救護処置を行い救命率を高めるための救急バイクなどがあります。

レースベース車

競技走行用のバイク。
保安部品を備えず、証明書類は発行されないのが一般的。
基本的には公道走行する事は出来ないですが、海外から輸入した車両については通関証明書類を提示し保安部品を備えれば、正規に車両登録することが可能で公道走行もできます。

このことから国内でも海外でも販売している競技用車両を、わざわざ海外から買い入れ、輸入(いわゆる逆輸入)して公道走行仕様にする業者も多いです。
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